写真左から、高橋、佐藤、河野、西池、鳥羽、中原

 「ブルーズ/ドメスティックなメロウネス/ジャム」といったテーマをユニークにリンクさせ、 同じフレーム に収めてみよう、というややこし気な命題に一見向き合いながらも、気ままにあちこち自由に無責任に行ったり来たりはみ出したりする愉快で楽しいセクステットの「バンド」その名は『タマコウォルズ』。 独特な座標を獲得するべく、のんびりゆったりと迷走中。

 様々なキャリアを標ほうし、つつましく信念を積み重ねて来た六人が織りなす希有な批評性と誇るべき羞恥心がおおらかに火花を散らし、 激しくも愉快な世界(グルーヴ)をひねり出す。その不敵な存在が局地的に潜在的にゆっくりと評価を高めている模様(希望)。

 「タマコウォルズ」は2005年1月、CELLOPHANE(活動停止中)のギタリスト、ソングライターであった西池崇の個人的活動の場として 極めて緩やかに始動。友人らの助力のもと編成を変えながら散発的にライヴを行う中、始動当初から参加していたギタリストの鳥羽修、 ベーシストの河野薫、ドラマーの中原由貴、そしてもうひとりのドラマーの高橋結子、この五人による新たな「バンド」として 2006年の春、起動発進。「ツインギター/ツインドラム」「空想南部アメリカン・ロック」などをキーワードに身の丈を模索しながら、 ライヴ・バンドとしての知力、体力、迫力をゆっくりと蓄電。同年の9月からキーボードの佐藤友亮が正式メンバーに加わり、高橋結子がドラムからパーカッションにコンバート、これ以降、現在の最強の「六角布陣」となる。

2007年3月から赤坂グラフィティにおいて「マダラ紛争」と題した自主イベントや
「六角マルマル綺譚」と銘打ったワンマン・ショーなどを緩やかに展開。
2007年03月、完全自主制作CDR『smalltown.ep』を発売(ライヴ会場限定/完売)、
2007年09月、完全自主制作CDR『DOGEAR ERA』を発売(ライヴ会場限定/完売)。
2009年6月「六角マルマル綺譚」第五話より不定期機関誌「タマコウォルズ新時報」発行。
2010年3月
1日、初のアルバム「HOG'S BABBLE」をmidi creativeより発表。
タマコウォルズは、皆様のあたたかい応援で出来ています。これからもよろしくお願いしますね。