朝比奈真実・Mami Asahina
|
QUESTIONS |
中原由貴・Yuki Nakahara
|
来年のこと。
生活や仕事にまつわる色々なこと。
商店と陶芸と染織とアフリカンダンスがしたいので、いつできるかなぁ〜と考えています。
|
1.最近何を考えていますか?
|
囲碁お見知りおきをラヂオの100回以降のこと。
双六亭のこと。
次の囲碁お見知りおきをのイベントのこと。
最近よく小倉に思いを馳せたりもしている。
|
岩井俊二監督の【スワロウテイル】
映画は割りと見る方なので好きな映画はいくつもありますが、行きつ戻りつしながらも【スワロウテイル】に落ち着きます。
|
2.今までに見た映画すべてを合わせ、一番好きな映画は?
|
一番っていうともうほんとに難しいけどもどうしても一番を選ぶなら『7人の愚連隊(Robin and the Seven Hoods)』ですかねえ。自分の人生にあって欲しい要素がぬかりなく全部入っている感じです。
|
娼婦街、青空旧貨商場、阿片窟など、
美術監督の種田洋平さんが手がけた円都(イェンタゥン)は憧れの街。
このような街並みを他所で見かけると肝がワサワサします。
そして沖縄にはそんな場所がゴロゴロある。
それから、日本語と中国語と英語の混じり合った会話がセクシーです。
|
3.印象に残っているシーンやセリフをどうぞ
|
ヒ
ロイン役の悪い女が,フランク・シナトラ,ティーン・マーティン,ピーター・フォークなどをそれぞれ1人ずつ家に招いて食事をふるまった後,ブランデーが
いいかコアントローがいいか訊くシーンがあるんですけども,それを尋ねられたときのそれぞれの返答を含むやり取りにその人の器量と奥行きなんかがすべて詰
まっているような感じで,のけぞるほど粋だったり,頭を抱えるほどカッコ悪かったりして,何度見てもうならされます。
|
沖縄 胃袋
東京 メッシタ
ボブ東京
アンチヘブリンガン
ロス・バルバドス
高知 ワルン
京都 村屋
すべて日本に実在する飲食店なのですが、ロス・バルバドス以外は未体験です。全て店名に惹かれています。
商店を開くにあたってヒントを貰えそうな、場所ばかりです。
|
4.今度行くならこんな店(実際にある店でも空想でも)
|
Mimi's
In the
Marignyっていうニューオリンズにあるお店に,どうしても行きたいのです。行くことを夢見すぎて,毎日Googleマップで見ては,ここに車を停め
て,ここで機材を降ろして…と想像して,結果行きたくなり過ぎて胸が痛くなって見るのをやめたほどです。写真でしか見てないのでわかりませんけども,こう
いうBar仕様のため昼間でも店内が薄暗い店に,外からの光が差し込んで,入り口付近だけ明るい,という景色になんか憧れがありますねえ。昼行ったり夜
行ったりしたいですねえ。だいぶ前からMimi'sはライブをやる際の騒音問題で市ともめている模様ですけども,私が行くまで続いて欲しい。ここでライブ
をやりたいです。
|
広大な土地を買い、
農園・ダイナー・バー・観覧車・ドライブインシアター・宿etcが隣接した遊園地の社長になる。
|
5.できることなら今すぐにしたいことはなんですか?
|
ラヂオブースとご飯食べるところと本屋と編集部門とライブできるところが合体した場所を作ってそこを人に任せて自分は演奏旅行に行きたい。
|
沖縄に住んでいる陶芸家さんや染織家さんや料理家さん等のように、手に職を持つ女性に惹かれています。
気になった人にはどんどん話しかけていきたい。
|
6.今気になっている人は?
|
かつてバイトしてた八百屋にいた西川さん。気っ風のいい人,というと一番に浮かぶ。シナトラ顔で,しかし鼻歌はディーン・マーティンを歌う。もう一度会いたいです。
ランデブーエッセイのvol.5「コハツサブロウと酒」でコハツサブロウについて語っている人のイメージはこの西川さんである。それと最近朝に夜に気になる人はリトル・リチャード。
|
蒸篭が欲しい。
あとジューサー。
|
7.今気になっている物は?
|
ブルースと自由。シャッフル。『天切り松闇がたり』の最新刊。古川緑波『ロッパの食談』。
|
台湾、香港、ベトナム。
長いこと気になっています。
これもすべて、円都への憧れゆえ。
|
8.今気になっている場所は?
|
ニューオリンズとシカゴ,愛知と福岡,長崎,鹿児島。会いたい人が住む街。
|
【芝浜】
特に立川談志の【芝浜】です。
毎年大晦日に夫と鑑賞するのですが、落ちで毎度ジ〜ンときて、夫婦の在り方を見つめ直します。
談志のやたら長く皮肉ばかりの枕も嫌いじゃない。
|
9.好きな落語の噺と、好きな理由を教えてください
|
たくさん知っている訳じゃないので,もっともっと好きな噺にこれから出会うかもしれないと多分に思いつつ,今知っている中で好きなのは「死神」と,カオルちゃんに教えてもらった「金明竹」。
どちらも小三治師匠で聴いたんですけども,噺自体が好きというよりも,小三治ここにあり感が爆発するシーンを多く含む噺なので好き,ということかもしれま
せん。小三治が演じる「ちょっと間の抜けた男」と彼を諫めたり彼に振り回されたりしながらも彼を憎めないでいる親方や父親やその他周囲の人々,がものすご
く好きですねえ。
私は自分が死ぬのも人が死ぬのも全然直視できずにただそれを思い出さぬよう怯える日々なんですけども,唯一,死ぬことと生きることを同等に考えてどちらも受け入れるためのヒントがこの中にあるんじゃないか,と思っているのが,落語です。
|
ある夏の月曜日
4:30起床
歩いて3分のビーチに夫と波乗りへ
6:00
近所のビーチ沿いにあるカフェに子らも呼び朝食
7:30
夫出勤、子ら登校、店の仕込み、あたいぐぁー(家庭菜園)の手入れ、家事
11:00
口福商店 開店時間
近所のおばぁやおじぃにお裾分けをもらいながら、好きなレコードをかけ、ミシン踏んだりキッチンに立ったりして店番。
学校帰りのチビらにアイスを奢ってやる。
15:00閉店
後片付けや仕込み
17:00
家事、夕飯の準備
この日は双六亭が来沖なので、夜は出張口福商店
19:00
海にせり出した野外ライブステージと、ビーチには口福商店のディナーテーブル
双六亭の後ろにサンセットを眺め、子らは海ではしゃぎ、近所のおじぃと夫は赤ら顔で上機嫌。
飛び入りゲストの三線の音でみんなでカチャーシー。
日も暮れて、双六一門と泡盛でしっぽりやりつつ、夜が更けてゆきます。
理想。
実現へ向けて頑張ります。
|
10.今の生活、ある一日のスケジュールを教えてください
|
朝起きて,今日が何をする日だったかを必死に思い出し,たいていはバイト,終わったらまたバイト,あるいはスタジオ,または本番。
お金があるときはその合間に喫茶店に行って野望をふつふつと燻らせつつ,ノートに書き込む。
|
先日の台風の直前に玉ねぎを植えました。
丸三日ほど続いた台風に、塩害で畑はボロボロかと思いきや、思い切り芽を伸ばしていた玉ねぎ。
生命の危機を感じたのでしょうか。
感動しました。
|
11.直近の出来事で印象に残ったことはなんですか?
|
人生の裏と表がひっくり返るほどの,一生忘れない出来事がありましたが,ここには書けませんので内緒。
こういう思いを出来れば二度としたくない,という思いと,これがなかったらこんな気持ちは知らなかったなあという思いが入り交じって,今のところやっぱりあってよかったと思っている。
それに次ぐのはやはり,カオルちゃん卒業ですねえ。
|
夫→柱
一家の大黒柱です。
彼を中心にして、私たちは周りでチョロチョロと遊んでいます。
柱が倒れないように、時にはよじ登り時には傷をつけ、時にはせっせと磨き。
お陰様で益々頑丈に艶々と魅力を増しています。
娘→希
まさしく私たちの希望。
彼女が笑っているだけで、時には泣きたくなるほどの幸福感。
彼女が一日をただ無事に終えるだけで、日々感謝しています。
彼女が生きているという事実が、私たち夫婦の希望です。
|
12.
朝比奈真実→夫と娘を,それぞれ漢字一文字で
中原由貴→双六亭のメンバー,ニシイケタカシ,鈴木晶久,卒業生カオルちゃんをそれぞれ漢字一文字で
|
ニシイケタカシ→「業」
心や言語のはたらきを含めた行為,行動という意味での「業」,ニシイケさんはこれまでの人生であったことや考えたことを1つ残らず全部抱えたまま生きて
いるような人だと思う。だからおそらくそんなニシイケさんが歌うと,いちいちそこに人生が滲んで,そこに景色がぽっと見えたり,わくわくしたり,しんどく
なったりするんだと思うのです。
鈴木晶久→「肝」
メガネと白い見た目と口数の少なさに翻弄されて長年意味がわからなかったこの男,今は肝が歩いてるみたいな奴だなあ,と思う。まごころを持った実に剛胆
な漢です。だからそのとき大事なことが何かをいつも知っているのかな,あいつは。あの肝を武器に,蓑に,これからどんな歌をうたっていくのか,楽しみでな
りませんなあ。
河野薫→「宴」
「宴」という状態の場所に含まれる,例えば各国の料理と,集まった人たちの笑顔と喧騒,そして真心と駆け引きと嘘と信頼,通じ合う気持ちとすれ違う思
い,そこにあるもの全部を無差別にスプーンでざばっとすくって,無理矢理一人の人間にぎゅっと詰め込んだら,カオルちゃんが出来上がるような気がします。
絵巻のような人。
|
→溢
日々時間に追われ、一日が24時間じゃ到底足りなそうに物事が溢れんばかりの中原さん。
到底足りなくて、溢れては寝坊して駆け足必至の中原さん。
私は話したいことが溢れ出て、ついつい錯綜してしまうんだよ、中原さん。
いつでも夢が脳味噌から溢れ出ている中原さん。
いつあっても、溢れんばかりの笑顔の中原さん。
一言話すだけで、誠実さが溢れている中原さん。
これからも並走できたらサイワイです。
|
13.お互いを漢字一文字で
|
→「蔓」
何か他の植物や物体に巻きついて,どこまでも延々と伸びていくのが「蔓」。巻きつかれた方は,知らぬ間に自分だけでは表現しきれなかった形になり,一方
巻きついた蔓は通常植物が自力で伸びて行ける距離をはるかに超えた先までどんどん伸びて行くのです。他の誰かを美しく彩りながら,自らの到達する先を自由
にどこまでも広げ続ける,まさに朝比奈真実とはそんな印象です。あれほど個が強い人でありながら,人と関わることを知っている,希有な人です。
|
東京・高円寺
これほど寂しく、切なく、泣きたくなる夕暮れを持つ町はない。
中央線の往来と建ち並ぶ低いビル群と町行く人の声が一緒くたになったあのマンションから眺めた夕暮れは一生忘れません。
|
14.好きな街はどこですか? その理由も
|
・福岡(小倉)
今や遠く離れてずいぶん時間が経ってしまって,たまに帰ってももはや見知らぬ人のようではあるけども,それでも小倉に降り立つと,今でも胸がいっぱいになります。駅に到着して街を眺めただけで,自分の大部分がここで出来たんだという実感がわいてくる,不思議な街です。
・東京
もうかれこれずいぶん長く住んで,働いて,音楽をやって,とやっているけれども,地元感は皆無,いまだに東京に慣れないなあと思うこともあるけども,しかしこの街ではやはり破格の出来事が起こり,破格の人々に出会う。そう思うとなかなか卒業できません。
|
変わると思いますし、変えたら面白いと思います。
郷に入れば郷に従え、の言うところに間違いはないし、何と言っても大事なものが変わるのだろうと思います。
東京に居た頃の私は、何よりヒールのある靴が好き、胸の開いた服が好き、装飾品がすき、それらを身に付け、足を組み煙草を燻らす自分が大好きでした。
それが、当時の理想そのものだった。
けれど沖縄にきて、ヒールや煙草で格好をつけた自分自身より、前日に雨が降って柔らかくなった畑の草むしりをすることの方が大事。
摘み立てのレモングラスを干したり、家事を後回しにして娘と散歩することの方が大事です。
住む場所が変わると住み方が変わる。し、変えた方がいいと思っています。
新たな自分が見えるから。
新たな自分が見えることは本当に楽しい。
そうやって、『自分がこんなことをしているなんて信じられない!』と、思い続けていられたら幸せなのではないかと思います。
|
15.住む街が変わると暮らしも変わると思いますか? どんな風に?
|
私は住む街が変わったというのが小倉から18歳で上京した時だけなので,この時はもう自ら東京へ,夢の都大東京へ行くんだという鼻息が荒すぎて,あまりこの質問の答えとしてふさわしい体験じゃない気がいたしますが,そりゃあ変わると思います。
街が変わると交通の便が変わり,物の値段が変わり,日々移動する距離が変わり,食べるものが変わり,そして周囲の人たちが変わり,文化が変わるので,それを体験したいと思う。
そしてそれらが変わることが自分にとってどういうことなのかがわかるのは,きっと移動して何年も経ってからなんじゃないかと思う。
|
挑戦しているとでもいうのでしょうか。
好きな作家や文筆家が数人いるのですが、彼らの文章を読んでいると居ても立ってもいられなくなり、ペンをとります。その時は、私もこんな文章が書きたい!となるので、挑戦している気分です。
会話と違い、文筆するのはサラッと嘘もつけるのでそこもいい。
|
16.文章を書く作業って,自分にとってどんな作業ですか? 話をすることとの違いは?
|
人
と話をするときも文章を書くときもたまらなくワクワクしますが,文章を書くときは,書きたいことを書きたい塩梅で書けているかを読み返しながら,考え混
み,また書く,下手したら9割方出来た!と思ったときに実は書きたいことから逸れていることに気づいて全部消し,一からまた書く,というようなこともある
ので,時に死ぬほどしんどいこともあるんですけども,演奏しているときと同様,うねり始めたものに巻き込まれたり,何にも到達できなかったり,そんなこと
をくり返しながら物語に突入して,どんな短い文章でも,書きながら感動します。
感情的に大打撃を受けるので危険で魅力的な作業ですな。
|
まず浮かぶのは娘。その後に夫。
なので、やっぱり家族です。
彼女がただただ、健康にいつも笑って明るく生きていると感じただけで、生きよう!と思う。
そして、子供たちが巣立った後の夫との生活もとても楽しみなので、生きよう!と思う。老後は彼と二人で南国にでも住んでアッパーに暮らしたい。
|
17.死にそうな気分になったときに助けてくれるものがあるとするならば,何ですか?(もしあるなら具体的に)
|
バ
ンドメンバーや家族,友人,なことももちろん多々ありますが,たいてい死にそうな時ってのは周りに人がいなかったり,話せるような内容じゃなかったりする
ことの方が多いもんで,これまで体験した真っ暗な底なし沼に光を差し込んでくれたのは,ジェームス・ブラウンと三国志でした。どんな種類の窮地でも私と共
に居て助けてくれて,その力の絶対加減はもう驚くほどでした。
しかし最近,11番でも書いた信じられない窮地に陥ったときに,期せずして手をさしのべてくれたのは,ブルースのとある曲で,いやあびっくりしましたなあ。
ありがとうよ。
|
お粗末な朝食をぼーっと食べれるので、一人の食事がすきです。
自分のために手間暇かけて料理することはほぼありません。
私にとって、“食べる”という五感や満腹感というよりも、唯一ぼーっとできる癒しの時間かもしれません。
もちろん、大勢で食卓を囲むのもだいすきです。が、それにしたって結局、“食べる”五感の行為よりも、お喋りできる癒しの時間ということが大きいのかもしれない。
なので、食事をすることは癒し。
そして料理することは刺激です。
|
18.自分にとって,食事をすることって何でしょう?
|
絶対に自分を裏切らない,陰の存在しえない,喜びと興奮に満ちあふれた事象。
しかしそうであるだけに,終わりが近づいた時の悲しみの深さは言い表せぬほど。
|
贔屓にしている喫茶店は自分の家の続きのようなものでした。
喫煙していた頃は、煙草と珈琲片手にヘッドフォンを掛けひたすらノートに向かったり、珈琲からワインに代えたり本を読んだり、人を待ったり。
喫煙をやめ、子供が産まれてからはもう一人でいくことはありません。
なかなか暇や隙がない。
語弊があるかもしれませんが、要するに暇だったのでしょう。
|
19.喫茶店に行くときがあるならば,何をしに行っているのだと思いますか?
|
喫茶店には,どばーーーーっと行った行為を反芻して脳のある場所に格納しに行っているんだと思います。それを珈琲一杯飲む間にやるんじゃないかと。
バイトの後,リハーサルと本番の間,本番終わってから,誰かと会って話した後,なんかにいちいち喫茶店に行きたくなるのはきっとこのためなんじゃないかと思う。
時間とお金に都合がつく限り,喫茶店に行きたい。
|
夕暮れ時、広大な草原のキッチンでワインを飲みながら料理がしたい。そして近くに広げた大きなテーブルを前に、友人らが酔っ払って笑っていて欲しい。
大きなスピーカーからはいい音楽。
|
20.理想の食事風景はどんなものですか?場所や食事内容、食事をする相手など
|
あああこの質問は難し過ぎる,もうここまで答えた時点であれこれ真剣に想像しすぎて脳から湯気が出てるとこへ来て,理想の食事風景!!!なんともはや…。
一人でご飯を食べると,他の何にも邪魔されず自分とご飯だけで対峙して最高に集中して満喫できるという理由で,一人でご飯を食べるのが大変好きではあるのと同時に,誰と一緒にどういう場所で食べるか,が大きく食事体験,ひいては味にも影響するということも知っている。
ライブやリハーサルの後に,バンドメンバーであーだこーだ言いながら食べるご飯も好きですし,母の作ってくれた料理を母と話しながら食べるのも今やありが
た過ぎて泣ける時間,父と2人で「腹減った!何か食べに行くか!」と夜中に車で遠くまで出かけて食べるご飯も最高ですが,理想の,というとそうですねえ,
天気の良い夜に飲んだり食べたり演奏したり人の演奏を観たりウロウロしたり誰かと話したり話さなかったりしながら,半分外,みたいな場所で食べるご飯は,
きっと最高ですねえ。
|
思い描いていたのは、キャリアウーマンとしてバリバリ働くイケイケなお姉さんでした。
が、実際はまるで真逆。
これもアリ。
そしてまだまだ夢は広がるばかりなので、もっともっと面白い人間になれたらいいなぁ、と。
|
21.小さい頃に思い描いていた大人像と今の生活を比べてどうでしょうか
|
基
本的に小さい頃から今日の自分を執り行うので精一杯な傾向にあり,あまり先のことを考えない方ではあったのですが,やりたいと思ったことを全部片っ端から
やってみる,という暮らしをそのまま今もやっている,というのは,あの頃の大人像を今やれているということなんでしょうかねえ。ありがたいことです。
|
商店の一日とか遊園地とか広大な草原のキッチンとか、それ全部やりたい。
要は、お酒片手にキッチンに立ち、音楽が溢れた場所で明るく楽しい友人に囲まれていたいです。
10年後には何かしら形にできてるのでは、と考えています。
友人と、野外の映画上映なんかができるイベントをしたいねと話しているので、いつになるかはわかりませんが実現したい。
そしたら是非、皆様沖縄へ。
|
22.これからの夢を教えてください
|
昔よりも音楽を作ったり演奏したりすることと,それ以外のことが全部つながって思えるようになった昨今,5番でも書いたような,ラヂオブースとご飯食べるところと本屋と編集部門とライブできるところが合体した場所を作りたい,とずーっと思っていますねえ。
人が立ち寄って接触してお互いに形が変わって出て行くような場所にいたい。家の玄関を開けっ放して誰でも泊まりに来れるような場所で暮らしたい,そこにスタジオがあって合奏できるような場所だったら尚更すばらしい。
それから水面下で地味に始まっている囲碁学校も,じわじわと形にしたい。
そんな荒唐無稽なようなことに向かって行き始めてから,普段の自分の暮らしや出会う人も広がって来たような気もしています。
具体的には双六亭のアルバムを始め形にしたいものも山のようにありまして,それらを作っていろんな街に行きたい。沖縄で,口福商店と囲碁お見知りおきを・双六亭の夜も実現したいですな。
小さいことからこつこつと。
がんばります。
|